Intelligent Ground Vehicle Competitionの略称で、屋外で行われる自律走行車の競技大会のことです。競技はいくつかありますがメインは、画像処理などにより白線を追従の性能と速さ競う競技です。また、速さ、性能だけでなく、デザインレポートやそのプレゼンテーションなど製作過程なども重視されるデザインコンペティションもあり、学生の学習過程の一環としての役割もある競技会でもあります。システム制御工学科では、”システムを制御する工学”の具体例として、1996年からこの競技に参加しております。その当時からの技術的な面の過程を中心に説明したいと思います。

2004年第12回大会にて

”システムを制御する工学”の具体例として1996年から参加を始め、今年で8回目の参加になります。

 

その間、メイン競技については、3回の優勝、それ以外の競技でも何回かの入賞を果たすことができました。これは、他大学にはない、SIMULINK/MATLABによる独自の計測制御環境を構築したことが大きい点であると思います。ただ、メイン競技に見られるように、他大学も実力を付けてきており、画像処理の安定性の問題より、処理速度の速さに重点が移りつつあります。実際、今年は走行スピード負けてしまい2位になってしまいました。来年以降は、この点を考慮しつつ処理速度を重視した開発環境の再整備する必要があると思われます。

 




IGVC大会とは?(2003/10/30)
(大会ルールを2002年度版に更新しました)

 

第12回IGVC大会(2004年)総合準優勝、メイン部門準優勝、ナビ部門優勝、デザイン4位

第10回IGVC大会(2002年)3部門中2部門1位受賞!
IGVC2002 優勝記念ビデオ 60Mbyte

第9回IGVC大会(2001年)
第8回IGVC大会(2000年)
第7回IGVC大会(1999年)
第6回AUVS大会(1998年)
1993年から開催された屋外環境における無人自律走行車に関する競技大会。毎年、米国、カナダ、日本などから毎年10以上の大学が参加
法政大学のシステム制御工学科では、1996年から参加している。

AUVS2000 at Florida Orland(2000/7/11)
Wireless LAN & Laser radar platoon demo
Laser radar platoon demo 2000/10/31

自律走行大会で使用した内部資料です。(ちょっと古め)
ハードウェア構成
MATLABを利用したシミュレーション/実時間処理応用例
                       Matlab Script Files

 

  IGVC競技での成績一覧

法政大学システム制御工学科の成績と歴代車両
Year main ボーナス Team Name
2004 2位 1位 Navigation Challenge Amigo2004
2003       SARSのため参加辞退
2002 1位 1位 Navigation Challenge Amigo2002
2001   1位Follow the Leader
3位 GPS Navigation
Amigo2001
2000 2位 1位Road Debris
3位 Follow the Leader
Amigo
Nector2000
1999 2位 2位 Road Debris
2位 Follow the Leader
Nector
1998 3位 2位 Vehitle
1997 1位   Oneway
1996     bob
   
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