公式競技詳細、 規則と構成
第11回自律走行競技大会
Paul Lescoe記念
日本語訳

May 31 – June 1 -2, 2003
Oakland University
Rochester, Michigan
Student Teams are Invited to Display Their Vehicles at The Association for Unmanned Vehicles Systems International’s Symposium Held at the Baltimore Convention Center on July 15 – 17 ,2003

.

 

目次

 

 

I.

 

賞金及び表彰:

.1  自律走行競技賞金

        大賞賞金リスト

                      第1位: $4,000

                      第2位: $2,500

                      第3位: $1,500

                      第4位〜第6位: $500

        賞金リスト           (マネーバレルを除く/資格が得られない)

                      第1位: $1,000

                      第2位: $750

                      第3位: $500

                      第4位〜第6位: $0

.2  ビークルデザイン競技賞金

        大賞賞金リスト

                      第1位: $2,000

                      第2位: $1,500

                      第3位: $1,000

        賞金リスト           (資格が得られない車両)

                      第1位: $500

                      第2位: $400

                      第3位: $300

.3  ナビゲーション競技賞金

        大賞賞金リスト

                      第1位: $2,000

                      第2位: $1,500

                      第3位: $1,000

        賞金リスト           (2〜5個の中間地点にたどり着けない/資格が得られない車両)

                      第1位: $750

                      第2位: $500

                      第3位: $250

.4  自立追従競技:

        大賞賞金リスト

                      第1位: $2,000

                      第2位: $1,500

                      第3位: $1,000

        賞金リスト           (マネーバレルを除く/資格が得られない)

                      第1位: $750

                      第2位: $500

                      第3位: $250

.5  発表と表彰

l         AUVSIとSAEの出版物による、すべての参加チームの国際的表彰。

l         AUVSI' 2003 シンポジウム及びボルチモア協定センター主催による展示会での特別表彰。

l         入賞した車両はAUVSIの展示ホールに招待される機会を得る。そして自律走行のコミュニティーに入賞したデザインや構築戦略等の詳述を論文で発表する機会を得る。

l         競技会のビデオテープは、スポンサー、メディアや一般に配給されるでしょう。


賞金に関して質問がある場合、Reneeに連絡をしてください。

II. 自律走行競技

すべてのチームの車両は、自立走行のためにデザインされてなければならない。

              すべてのチームはすべてのイベントにおいて大賞を受理する資格がある。

 

Ⅱ.1

 

目的

1.         完全自律の無人走行車は、毎時8マイル(約5キロ)の制限速度内で、周回上の障害物を避けながら規定時間、屋外の障害物コースを回らなければならない。

2.         審判は、コースを完走した最短時間に基づいて、自律走行車に順位をつける。イベントにおいて、完走しなかった自律走行車には、審判は走行距離に応じて順位をつける。走行時間と距離は、障害物に衝突、POTHOLE(白い円)に当たる、境界線を横断する事に対する減点を考慮の上、審判によって合計得点とされる。

Ⅱ.2

 

車両制御

1.車両は無人であり、自律的でなくてはならない。車両は、コースの環境や障害物を認識した上で走行しなければならない。競技中に車両を人為的に遠隔操作することはできない。すべてのコンピュータ電源、センサ、制御装置は車両上になくてはならない。

Ⅱ.3

 

車両の安全性

1. 速度: 安全の為に、車両の最高速度を毎時8マイル(約5キロ)とする。すべての車両をこの制限速度超過しないように管理しなくてはならない。出場登録後の、最高速度を制御するソフトウェアとハードウェアの変更を認めない。
2. E-Stop: 各車両にはマニュアルと遠隔無線の緊急停止(Emergency-Stop)の能力を備え付けなくてはならない。無線E-Stopは少なくとも50feet(15m)以内で作動しなくてはならない。マニュアルE-Stopは車両が移動中でも、認識し易く、安全に作動しなければならない。E−Stopを作動させることによって、車両を速やかにかつ完全に止めなくてはならない(15%の以内の傾斜で、停止距離は6feet《1.8m》を越えないものとする)。車両が危険と判断した場合は競技を中止する。

Ⅱ.4

 

車両構成

この競技は小さく、ある程度高低のある道を走行する屋外車両(様々な地形を走れる車両、ゴルフカート、除草車など)の為に企画された。車両のシャーシは初めから作る、もしくは市販されたものを購入したものが許可される。参加車両は以下のスペックに従わなければならない。

         E-Stopの設置場所: 車両中心後部の地面から少なくとも2feet(約60cm)以上とし、地面から4feet(約120cm)を越えない様にする。E-Stopボタンは押すと停止し、ボタンは赤色、直径は最小1inch(約2.5cm)以上とする。

         全長: 最小長3feet(約90cm)、最大長9feet(約2.7m)。

         車幅: 5feet(約150cm)以内。

         車高: 6feet(約180cm)以内。(緊急停止アンテナを含まず)

         推進: 規定:車両はタイヤ、キャタピラ、ポッドなどを接地して直接機械的に推進しなくてはならない。空進またはホバークラフト車両は失格となる。車両の推進力は可燃性燃料(ガソリン、ディーゼル、プロパンなど)または、電力によってのみ供給されなくてはならない。可燃性燃料車はテントや建物の中を走行させてはならない。 

         荷重: 各車両は20pound(約9kg)の荷重を運ぶことが要求される。その形・サイズは約18×8×8の軽量コンクリートブロックとする。荷重についてはセクションⅡ.12 Payloadを参照のこと。

II.5.

 

障害物コース

1.              コースは、縦が約60〜80ヤード、横が40〜60ヤードのエリア一帯に、草、舗道、シミュレートされた舗道あるいは他の物を組み合わせたものが設計されるだろう。コース境界は地面に描かれる広さおよそ3インチの連続的な白くかつ、または黄色のレーン・マーカーあるいは断続的なレーン・マーカー(ライン)によって指定されるでしょう。カーブの半径は回転半径8フィート以上で約10フィートの幅である。

2.              (コースには)傾斜度15%以下の自然、もしくは人工的に作られた傾斜、砂のポットホール(砂の深さは2〜3インチ)、コースに沿ってランダムに設置された障害、がある。車両が前進するにつれて、このコースは自律走行するのがより困難になるでしょう。砂場は、10feetの軌跡の全幅をカバーする薄い色の防水布で偽装されます。

3.              コース上の障害は、一般道と高速道路で使用されるような、標準サイズのオレンジと同様の5ガロン用の白いのバケツ、および白い建設用ドラムから成るだろう。障害の配置は、それぞれの走行前に、左、右および中心地点から無作為に設置されるだろう。

4.             ポットホールは直径2feet、深さ2inchで、コース上に設置される。無作為化されたポットホールは直径2feetの白い円であり、コースで使用される(最小通行幅を保障するために、コース幅は調整される。)

5.              ラインと障害物の間には、最低7feetの間隔 (最小通行幅)がある。つまり、障害物がコースの真中にある場合、障害物の端のどちらか一方の側が車両の通行できる7feetになる。あるいは、障害物がレーンの片側に近いなら、障害の反対側は、車両のために車両通行のために少なくとも7feetがある。

6.              場合によっては、下の図のような通過可能なバリケードがある。もし車両が間違った道を選んだら、少し連なったパイル、もしくはバケツが、障害物をわなではないかというシュミレーションする事になる。

II.6.

 

チームエントリー

1.         チームは大学生と大学院学生で構成され、少なくとも1人の学部顧問によって監督されなければならない。複数の専門分野にまたがるチームを奨励する。 (例えば、電気電子工学科、機械工学科、コンピュータ科学科など)。学生がそれぞれのチームにいなければならない。各チームを構成する学生だけが賞金を獲得する資格がある。学部の監督者は、申込用紙にて、チームメンバー全員が学生であることを証明すること。 ビジネス系の学生や/工学系ではない学生がマーケティング、後援および他のプログラム管理機能を促進つるためにチームに加わることは奨励する。

2.         チーム・スポンサーも奨励します。スポンサーの参加はハードウェア寄贈か、あるいは支援として資金を提供することに制限する。スポンサー・ロゴは車両にあってもよいし、チーム・メンテナンス・エリアの内部で表示してもかまいません。チームは、IGVCへのスポンサー出席を激励するべきです。

3.         学校は1チーム以上の参加が可能です。各エントリーは異なるシャーシおよびナビゲーション・システムでなければならず、別々の申し込み用紙で申し込みしなければならない。また期限内に全部まとめて提出してもかまわない。各申込用紙に、オークランド大学宛に200.00ドルの小切手を添えること。この料金は5人までのAUVSI学生会員を含んでいます。

4.         参加する意思のあるものは2003年4月1日までに、
 Renee Lane
      C/O Dr. Ka C. Cheok
      102G SEB
   SECS-ESE Dept.
  
Oakland University
      Rochester, MI 48309-4478
に申込用紙を送ること。

5.         質問がある場合は、電話:(586) 574-6887 、ファックス:(248)370-4633、電子メール:rnlane@oakland.eduまで連絡してください。

II.7.

 

安全チェックおよび資格を得るテスト

1.         全ての車両が、車両仕様書(サイズ、重量、推進力)との一致を保証するために検査される。安全チェックは、車両のマニュアルおよび無線E-STOPの機能をテストし、また車両の最高速度が5mph未満であることを確認するために行われる。資格を得るためのテストとして、能力、そしてコース内のレーンマーカーを認識し追従する能力、障害物を避ける能力チェックが行われる。審査員および役員は、これらの必要条件を満たさない車両を失格にする。チームは資格および安全テストのために車両を調整し、再提出できる。最高速度をコントロールするためのソフトウェア・ハードウェアを資格テストの後に変更することは許可されない。

2.         すべてのエントリーは競技に先立って資格を得るための証明を渡すためにもとめられます。審査員や役員は、すべての規則への従順を決定する。どんな矛盾が生じた場合でも、審査員の決定が最終決定になります。

Ⅱ.8.

 

自律走行競技の手順

1.         競技は小雨又は霧雨の場合には行う。大雨の場合は行わない。

2.         各々のチームは3回戦すべてにおいて走る機会がある。

3.         審査員や協会員は各々のチーム車両を台に乗せる時間と競技時間を指定する。競技中、台に車両を乗せるチームチームと、競技中のメンバーだけは、コースに入ることを許可される。

4.         指定されたオンデッキタイムにおいて、競技するチームは試みの為に準備を進められる。競技前のオンデッキ(台に乗せる)時間は5分間である。

5.         指定された審判が指定された競技時間でスタートの合図を出したときに、チームの試み(競技)が有効と宣言(判断)される。下記のうちの1つが生じるまで、競技は継続する。

A)        車両がコースを終了した時

B)        スタートラインから動き出した後、5分間停止したままの時。

C)        車両が審判の合図によりE-STOPされた時。

D)        チームが車両をE-STOPした時。

E)         車両が審判のスタートの合図から2分たってもスタートしなかった時。もしくは審判の判断による時。

6.         3回戦のうち計9回まで挑戦は許可される。抽選の上、順番で行う。

7.         それぞれ時間は厳密に計測される。

8.         接触タイプのセンサの使用は認めない。

9.         自然、もしくはシュミレーションされたポットホールは直径2feetで(深さ2inch)、芝生に白い円でマークされている。

10.      ビデオや聴衆の目的のために、競争する車両は、障害やポットホールを感知するために点滅するライトかストロボを据え付けることを推奨する。

11.      それぞれの車両は内側のコースの境界線を越えないように、そして回りのコースの障害を回避することによって、そのコースを走行しなければならない。次の交通違反(Traffic Violations)として、ふさわしいチケットがは発行されるだろう。そして、距離や、時間のスコアから差し引かれる。Ticketは以下に示す。

Ⅱ.9.

 

交通違反

 

 

交通違反

5ポイント

E-STOP

測定

1

コース、シーンからの離脱

○ 

2.

衝突/障害物の移動

○ 

3.

不注意な運転

×

×

4.

障害物にかする/接触する

×

× 

5.

学生の判断によるE-stop 

○ 

6.

審判の判断によるE-stop 

×

○ 

7.

ポットホール

×

×

8.

交通の遮断

1.         コース、シーンからの離脱: 車両の駆動はタイヤ、キャタピラ、ポッドと定義されている。全体の距離はスタートラインから最後に残っている外側のコースのラインを交差する足場の最も遠い地点までを測る。

2.         激突: 全体の距離はスタートラインから障害との衝突地点まで測る。

3.         不注意な運転: コースのラインを超す。つまり車輪の1つでもライン上にかかったとき。

4.         E-Stop: 全体の距離はスタートラインから乗り物の前また、止まった場合、最後に最も遠い車輪か乗り物側、外側の境界の交差したところまでをはかる。

5.         障害物の移動: その最初の位置から他の場所に障害物を移動することと定義される。障害を動かすのではなく、障害を傾ける、振動させることは障害物の移動とは考えられない。傾けたり、振動を与えることは5ポイントのチケットを切られる。

6.         シミュレートされたポットホール: ポットホールにはまったり、横切ることは、マネーバレルに先立って、はまったり横断したりする度に5ポイントのチケットを切られる。

7.         交通妨害: 1分以上コース上で止まっている車両は、止められ、測定されるだろう。

Ⅱ.10.

 

競技はどのようにして判断するか

1.         審判や協会員の者はすべてのルールに従って判断を決定する。

2.         指定された競技の審査員は、公式タイムと各々のマイナスチケットからの差し引きを元に(順位を)決定する。

3.         競技終了時、それらの車両がゴールしたら、ゴールまでにかかった時間とマイナスの減点の合計で得点とする。(1ポイントにつき1秒マイナス。)

4.         残りが最短時間のチームが勝者である。

5.         どのビークルもが1つもコースを終えない場合、得点は車両が進んだ距離と、マイナスの減点との合計を基本とする。調節された最長距離のチームが勝者である。(1点につき1foot(約30センチ))

6.         大賞賞金の考慮のため、参加者は自律走行能力を十分な範囲で誇示しなければならない。マネーバレルの場所は、最後の実際のコースレイアウトに審判によって定義される。もし参加チームの間で動転となった場合、それらのチームで賞金は分けられる。大賞賞金を得る資格に近づくには、是非すべてのポットホールを避けてほしい。

Ⅱ.11.

 

失格について

1.         審判は、競技中に、安全性に危険のあるもの、もしくは安全装備を破ようなすべての車両を失格とする。

2.         他の競技者の車両及び(または)配線を故意に邪魔、干渉することは出場者のエントリー妨害で失格とする。

3.         コースにダメージを与えたり、障害物を故意に動かしたり、又は障害物を引き越すことは失格になることがある。

4.         相手の車両をわざと破損するか、破壊する行動は、競技の精神に反し、出場者のエントリー妨害で失格とする

Ⅱ.12.

 

ペイロード

1.         ペイロードは以下に示すように、車両のトップに配置されること。

 

2.         ペイロードのスペックは以下のとおりである。

長さ: 18 inches

幅: 8 inches

高さ: 8 inches

重さ: 20 pounds

3.         ペイロードにはビデオカメラが含まれる。競技中、カメラは観衆にストリーミングを送り、IGVC委員会によってビデオで録画される。これはチームテント内で展示される。

. 車両デザインコンペティション

 

.1

 

目的

デザインコンペティションへの参加はIGVCの規定の一つである。3つのパフォーマンス挑戦の競技は参加自由である。しなしながら、すべての競技に参加しないことによって、結果、デザイン競技においては準賞金のみとなる、他の二つのパフォーマンス競技も同様である。

競技を乗り越えるために車両の能力は製品の品質の最終の手段ですが、オフィシャルは、車両を生産するためにチームが行う設計過程にも興味を示します。デザインの審議は専門の審判によって判断され、テストコースでの車両パフォーマンスとは別に評価される。評価はレポート、プレゼンテーション、そして車両の審査に基づいて行われる。

.2

 

レポート

レポートは、グラフィック(表、図)を含むレターサイズで15枚以下とし、行間は少なくとも1.5必要で、フォントは少なくとも11ポイント必要である(12ポイントが望ましい)。また、そのレポートのコピーを4部、2003年5月16日までにデザイン審査の主催者に届くように送らなくてはいけない。

William G. Agnew

3450 31 Mile通り

ワシントン、ミシガン 48095

締め切り後に届いたレポートは、1日遅れるごとにスコアから10ポイント減点される。チームは、大会に出す車両を締め切り間近で急いで用意することを避けるために数週間前に提出するようにする。また、デザインレポートを提出した後で車両を変更してもペナルティ(減点)にはならない。参加者は、ハードコピーと共に電子コピーされたもの(フロッピー等)を、大会のwebサイトにレポートを掲載するために、提出する必要がある。レポートを保存したもの(ファイル)を最終採点の前に、ftpサイトに送らなければいけない。ファイルを送るのを忘れると、20ポイントの減点となる。詳しくはBernieまで、メール:theisenb@tacom.army.mil 電話:(586)574−6887まで。

レポートは、車両のデザインの特徴やその大まかな構成(要素)を示さなければいけない。その説明は、制御理論、コンピューター科学や他の専門分野の専門家よりも、一般的な知識を持った大学生(大学4年生や大学院生)のマネージメントチームを対象としたようなものでなければならない。特に重要視される点は、独特で革新的なデザインである点である。また、以下のデザインも含まれていなければいけない。

電子技術                                    デザインの計画過程

電子システム                               信号過程

アクチュエーター                           途中経過の計画

ソフトウエア戦略                           (一致したラインと打ち砕かれたライン)

センサー                                     制御計画の決定

コンピューター                              システム統合の方法

車線追従システム、障害物発見/回避システムの設計については、明確に記述しなければならない。自立追従装置と、もしくはナビゲーションチャレンジに参加する計画がある場合は、これらで使用されるシステムも詳細に記述しべきである。

既製品から得た構成要素は明確にしなければならないが、内部構成は詳しく説明する必要はない。デザイン工程の過程段階CADの使用に加えて説明しなければならない。デザイン工程で安全性、信頼性、耐久性がどのように考慮されているかを明確に説明しなければならない。また、デザイン工程での問題点やその問題点をどのように克服したかも同じように説明しなければならない。

車両の予測された性能に通じる分析ははっきりと記録されるべきである。特に:

         速度

         斜面を登る能力

         反応時間

         バッテリー持続時間

         障害が検知されるまでの距離

         車両がどのように行き止まり、罠、および路面のポットホールをどのように処理するか

         指し示す進路に到着する正確性

         前進の性能とメンテナンスの正確性

         これらの予測と実際の稼動結果との比較

それ自身の費用は審査の要素ではないけれども(これらは研究車両とみなされる)、レポートにはもしも製品がまねられたときのために(生徒の仕事にはならないが)費用の見積りも含むべきだ。パーツによる損害の故障には役立つ。

計画したすべてのメンバーの評価とともに学校の部とクラスを持つデザインチーム全員のチームの組織と名前は含まれるべきである。

以前の年にIGVCに出場していて、デザインに大きな変化が見られない車両は、デザインやパフォーマンスイベントのどちらかで不適(不利)である。デザインが以前の年からかなり変えられた車両(ハードウェアかソフトウェア)は、適していて、デザイン変化の一番中心のレポートを必要とするだろう(15ページ以下で)。そして、前年のレポートのコピーに付け加えられるだろう。

  審査は以下に書かれたレポートを得点とする 最大ポイント
1. デザインの過程とチーム組織の行為 50
2. 文書の完全性 50
3. 文書の品質(英語、文法、およびスタイル) 50
4. デザインで表される効果的な導入

50

5. 電子デザインの記述※ (CAD etc) 100
6. ソフトウェアの記述※ 100
7. システム統合※ 100

※ 記述には以下を含む:レーンに沿って走行すること、障害の検出・回避、適切な道へ誘導すること、進路をナビゲートすること(GPSや他を利用して)

8. 電源、材料、パッケージスペースの効率的な使用 00
9. 安全、信頼性、及び耐久性に与えられている注意 100
  600

 

.3

 

口頭プレゼンテーション

技術的な話は上に記述され、書かれた報告書にハイライトを関連づけるべきであり、そして書かれた報告書以来、設計最新版も含んでいるべきです。テキストのオーディオまたはビデオテープのプレゼンテーションは許可されません。しかし、ビデオテープ、スライド投射、コンピューター投射、頭上の透明あるいは画架図表によっての図式の補助は示してもよい。チームの1人以上の学生メンバーおよび聴衆の他の興味を持っていたメンバーは審査員へそのプレゼンテーションをなさなければならず、最高10分続くべきです。11分以上の毎分で5ポイントのペナルティーが課されるでしょう。プレゼンテーションの後に、審査員は5分以内の間質問をしてもよい。書かれた報告書でのように、聴衆は、プロジェクトが資金調達には依存する一般によく知っているエンジニアの上級の管理グループと見なされるべきです。また、チームはそれらの雇用には依存します。スコアリングは以下のとおりでしょう:

 

新しい乗り物および設計変更報告書

 

1.

話の論理的な構成

25

2.

グラフィックの援助の効果的使用能力

25

3.

明確な発音

20

3.

競技での車両制御の模擬実験の実物説明

10

4.

質問に対する対応

10

5.

販売術

10

 

トータル

100

 

グラフ補助の効果的な使用は、読み取り(詳細な回路図形ではなくブロック回路)に十分に大きい司会者によって、十分にわかりやすいグラフによってスクリーンの視界を妨げない事を含む。明確な発音は、明瞭で声の大きさを参考にする。質問に対する対応とは、質問だけに答える短い答えを意味する。販売術とは、(研究への)熱中およびプライドの誇示を(なぜこの乗り物がベストか)を参考にする。

 

参加者は、自分たちの視覚教材の提供に責任を負い、装備(乗り物自体が展示してもよい)を利用してよい。コンピューターに接続されたプロジェクター、VHS VCRプレーヤーは利用が可能である。プロジェクターも、参加者によって準備してよい。

 

.4

 

車両の検査

車両は審判によって、口頭プレゼンテーションの際、もしくはいくつかのほかの競技の行われる際に検査される。ソフトウェアはこの検査には含まれない。検査項目は以下のとおりである。

 

 

最大ポイント

1.

パッケージの適切さ、スペースの効果的使用

20

2.

実用性

20

3.

耐久性

20

4.

安全性

20

5.

車両のオリジナル度

10

6.

スタイル

10

 

100

 

.5

 

最終得点

審判個人によって与えられたポイントの数は、21個の判断する上記のエリアの各々のために平均されるでしょう。また、これらの結果はそれらの啓発のために各参加するチームに提示されるだろう。

20以上のエリアすべて(最大800点)の平均得点の合計が、受賞者を決定するために使用される。

 

 

 

 

Ⅳナビゲーションチャレンジ

 

.1

 

目的

ナビゲーションは何千年も前からある慣例である。それは陸でハイカーや軍人に、海で船員に、空でパイロットによって使用されている。順序は、GPSの使用により木のこけへの視野から天体観測への正確な計算に段階的に改善された。このイベントでのチャレンジは車両が目標の位置を示している地図のみが与えられ、スタート地点からたくさんの目的地(中間地点や目標)に自律走行をして本拠地へ戻ってくる事である。その目標の位置はx-y座標でメートル単位の緯度と経度であたえられる。

.2 

 

出場資格

 ナビゲーションチャレンジに参加するすべての車両は、競技に先立つ独立したチャレンジの審査員により安全性、制御性、競技に先立っての自律走行審査や、ペイロードを運ぶことなどによって資格を与えられるにちがいない。加えて、自律走行(レーンに沿っての走行、障害の回避)のために十分な資格の得られなかった車両は準賞金のみを得る資格がある。

 

.3 

 

搭載可能センサ

 多くの競技者がD-GPSを使用するだろうと予測されるが、コンパスや車輪の距離計での計算と同じように通常のGPSも許されている。 視覚システムやソナーとレーザー距離計は障害物の探知に使われるかもしれない。市場では$200以下で入手できるラップトップのコンピュータをつなぐたくさんの携帯型GPSシステムがある。Germin、SkyMap/GPS、そしてMagellanなどがそれである。Earthmateはマッキントッシュ用のひとつである。これらは車両の制御プログラムに統合させるには不便かもしれない。しかし商業用のディファレンシャルGPSはCSI Wireless、Trimble、Thales、Magellan、Garmin、NovAtel、そしてStarlinkから入手できる。(ほかの物も使用可能である) 南東ミシガンのD-GPS用修正信号はアメリカ沿岸警備隊から入手できる。WAASもしくは商用の修正供給(信号等)をしようしてもよい。

.4

 

コース

下に示す地図はナビゲーションチャレンジの基本コースを示す。この地図はチームが開発の間に使う練習用の地図である。この地図の座標は原点からメートル単位で表されている。地図は実際に競技に使われ、5月31日に開催地に到着した競技者にそれぞれ異なった目標が示された地図が与えられる。それはx-y座標にメートル単位で緯線と経線が引かれている。

競技コースは約縦80メートル、横90メートル(1.8エーカー)の草のしげったフィールドである。そして、総走行距離は車輌が選んだルートによって約275メートルになる。正確な目標は審査に使うために車道に示されているが、その場所を示す物は立ってないだろう。

構築した樽および他の障害は、中間地点に達するために迂回しなければならないようなコース上に置かれるでしょう。

.5

 

走行手順とスコアリング

車両をスタートボックスに駐車し、開始前に最終調整のために5分間が与えられる。各参加者はコース上で3回挑戦することができる(最良のパフォーマンスを出したトライアルが採点に使用される。)。車両は任意に中間地点を探して進み、分配された7分の中で1番多く確認地点(WAYPOINTS)に達したものが勝者となる。もし、2台以上の車が中間地点を経由した数が同数だった場合、少ない時間で回った車両が勝者となる。もし2台以上の車両が7分経過するまでに同数の中間始点を経由した場合は、引き分けとなり賞金も分けられる。

乗り物が目標の2メーター以内に来ない場合は、その目標に達したと判断されない。賞金を獲得の資格を得るためには少なくても5つの目標に到達できなければならない。2つの目標に達しただけでは準賞金しかもらえない。

 

.6

 

走行の終了

全ての走行は以下の場合、審判の笛の合図によるE-stop(学生もしくは審判によって作動)によって終了する。

1.         車両がバックで出発点に到着するとき。

2.         車両がマップ内に示されたフィールドを完全に離脱した場合。

3.         車両が構築された障害に当たった時。

4.         スタートから7分が経過した場合(7分間で275メートルは約1.5mile/hである。)

これら全ての場合において審判のコールで終了となる。

 

Ⅴ.自立追従競技

 

V.1 

 

目的

高速道路の自動運転システムは、”platoons”を構成し、継続するための、そして車両が互いの間隔を2メーターほどの短い距離で保ち自律した追跡ができるような乗り物に与える技術を要求する。速度変化、加速時、減速時、そして緊急停止の際において、とても正確に姿勢が維持され、高速のレーンマーカーにそって走行するような車両は(次世代の)主要な車となるに違いない。軍は誘導の車両だけが有人であること、軌道のないコースであってもあとに続く車両は姿勢の維持だけでなく、装置の指示によりハンドル操作することで護衛できることを望む。この競争は、これらの実際の世界の必要条件を両方ともシミュレートすることを目指しています。

 

V.2

 

出場資格

自立追従の競技においてのすべての参加車両は、完全に、自律走行競技の審判によって安全性、コントロールおよび競争の間に20ポンドのペイロードを運ぶところの配置にも適しているに違いない。自律走行に関する十分な資格がない車両は、準賞金しか得ることができない。

さらに、自立追従競技に出場するすべての参加車両は、コースの直線部分で指示車の誘導で自動走行ができ、スタートから終了まで、0〜8km/hの速度変化に対応でき、指示車を参加車両の前方の4m×6mの範囲に捕らえることができるという論証によって競技の資格が得られるに違いない。

この仕事(課題)を完全に終えたら、乗り物は、直ちにコースの残った場所で競争し始めることができます。

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THE LEAD 車両

指示車はは乗車型の芝刈り機になるでしょう。この車の後ろに特別な目標はありません。しかし、下記の写真は、乗り物の後部を示します。後部タイヤの水平の最大の高さは0.91メートルです。競技車両はこの車両の後ろ3メートルの位置で前進を維持するだろうことが予想されます。

 

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コース

コースは、168メートル走行距離で、草の深い競技場でありおよそ40 X 80メートルの範囲だろう。レーン・マーカーはない。指示車が(走行を)継続する第1のパスは長さ37メートルの直線になるでしょう。これに続いて、コースは短いトンネルを通り、低い橋を越え、半径の小さい多くのコーナーを通り、速度を低下させるためのこぶを横切り、構築された障害物および静止している乗り物(障害)を通過し、進むだろう。

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手順

挑戦の資格は、鉛乗り物の後部に3メートル後ろの乗り物の正面について、両方が静止することで始まる。誘導の車両は初めはゆっくり加速し、次に、8km/hまでの速度変化と、非常停車を行うだろう。誘導車両の後部が37メーターに達する時、それは止まる。また、測定は2台の乗り物(誘導車両の中心後部から、追従する乗り物の正面の中心まで)の間の距離で作られるでしょう。審判は、この測定を行なうために2台の乗り物の間に必ず歩き、立っているでしょう。乗り物への手動の調節はこの停止の間には許可されない。その後、誘導車両は再び始動し、挑戦の競争過程へ進むだろう。

走行の競技は、半径が5メートル以下から2メートルまでのカーブを実行する事から成るでしょう。競技車両は、途中の障害をすべて回避するに違いありません。誘導車両は131メートルの地点で時速3km/hを保ち走行するだろう、終了ラインに誘導車両の後部が達したとき、その車は走行を中止し、そして2番目に2台の間の距離が測定されるだろう。

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走行の終了

1.         誘導車両がコースを終了した時、もしくは審判の笛で(審判もしくは学生による)E-Stoを作動したとき。

2.         審判は、もし競技の車両が誘導車両のどこかやコース上の障害物などに触れたら、走行を終了させるだろう。

3.         競技車両が誘導車両から離れすぎたり、距離を回復するのには2台が離れすぎてると判断したとき、審判は競技を終了させるだろう。

4.         すべての場合において審判のコールは終了となる。

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スコア

コースの直線部分での走行には得点はありません。車両は通過するかあるいは失敗するかだろう。競技走行は、終了ラインの短い障害や危険によって終了した場合ではなく、走行に成功したと金が得点として記録されるだろう。1台以上の車両が終了ラインに達する場合、あるいは1台以上の車両が同数の障害に達する場合、引き分けかどうかはそれぞれの時に3メートルあったかどうかによる。

Ⅵ. 保障と保険

1.              チームは2003年2月28日までに申し込み用紙にサインして下さい。その申し込み用紙は、チームのスポンサーと契約する権限のある人によって記入される必要があり、保障契約が含まれている。

2.              さらに、チームのスポンサーは申し込み用紙を提出するときに、保険証明書と一緒にAUVSIを支給する必要がある。その証明書は商業的な責任があり、保障範囲は100万ドルに達する。

注意:IGVC委員会とその役員は上記の公式競技のルールや計画をできるだけ変更しない予定である。しかしながら、競技の公正を保つために必要であると考えられるならば、競技を変更、または修正する権利がある。もし変更があれば、競技会の前までにできるだけ早く発表します。


Name                                                                    Years as Editor

Bernard Theisen                                                       2001-2003

Stephen W. Roberts                                                   2000-2001

Scot Wheelack                                                         1999-2000

Geoff Clark                                                             1998-1999

G. Edzko Smid                                                          1997-1998

Candy Mclellan and G. Edzko Smid                                  1996-1997


この翻訳は、2003年3年生の小林研究室の輪講の一環で行われました。