MATLAB用
AD128(PM) DLLドライバ

これは、WIN98/ME/2000/XP上のMATLAB6.1用DLLドライバです。MATLAB5.xで使用するには、再コンパイルする必要があります。またAD128(PM)に標準で添付されているドライバでは動作しません。CONTEC社で配布されている。ADコンバータ用ドライバ、アナログ入出力用 API関数ライブラリ(WDM) API-AIO(WDM) をインストールする必要があります。

API-AIO(WDM)のインストールの仕方


コンテック社のホームページより
アナログ入出力用 API関数ライブラリ(WDM) API-AIO(WDM)のファイルをダウンロードします。
なお、このとき、
開発環境(一括) 、ヘルプのみ、実行環境のみ
の3種類ありますが、ここでの説明は、実行環境のみのLZF826AIOWM_103R.EXEをダウンロードした場合の例です。

なおここで示すMATLAB用DLLは、WIN32 APIを使用しているため、
CONTEC社製の他のボート対応プログラムに改造することができると思います。
他のボードがここにないため検証していません。

ドライバの解凍

コンテック社からダウンロードし解凍、ドライバをインストールします。


解凍すると、



ドライバのインストール
まず、PCMCIAカードをパソコンに挿入します。




場所を指定を選択し、インストールが完了です。


ドライバのチェック

ドライバのチェックは、コントロールパネルの中のデバイスマネージャーでチェックできます。
以下のようになっていればOKです。


まだデバイス名は、プロパティにより見ることができます。

その下の「診断」をクリックすると

とプログラムなしで動作の確認ができます。





使用法
カレントフォルダにad128pm2.dllをコピーすれば使えるようになります。

デフォルトのデバイス名は、AIO000です。コントロールパネルから確認できます。
コントロールパネルのデバイスマネージャーからADコンバータ、DAコンバータの動作チェックが出来ます。
エラーが出た場合には、このコントロールパネルのデバイスマネージャーのチェックで直接AD信号を確認してみてください。

Usage:
[analog_in,digital_in] = ad128pm2(interval,data_num,channel,da_out1,da_out2,digital_out,'devicename')

Example:
data = AD128PM2(interval,data_num,channel)
data = AD128PM2(interval,data_num,channel,da0)
data = AD128PM2(interval,data_num,channel,da0,da1)
data = AD128PM2(interval,data_num,channel,'AIO000');
data = AD128PM2(interval,data_num,channel,da0,'AIO000')
data = AD128PM2(interval,data_num,channel,da0,da1,'AIO000')
data = AD128PM2(interval,data_num,channel,da0,da1,digital_out,'AIO000')
[data,dout] = AD128PM2(interval,data_num,channel,da0,da1,digital_out,'AIO000')

サンプリング周期0.01秒、1000点2チャンネルサンプルDA1出力1Volts,DA2出力2Voltsの例
data = AD128PM2(0.01,1000,2,1,2,'AIO000')

入力パラメータ範囲
interval range[sec] : 1048576.0/1e7 to 100./1e7
data_num*channel : 1 to 16384
channel : 1 to 8
analog_in[Volts] : -10 to +10
da_out1,da_out2[Volts] : 0 to 4.095
digital_out/digital_in 0〜16(入出力とも4ビット)


ちなみに参考用にadpcmica.dllバージョンのadc.mをad128pm2用に変更したものを adc.madcdraw.mにして書き直しました。



コンパイル法
カレントフォルダに、以下のファイルをコピーします。

ad128pm2.cpp
caio.h
caio.lib

caio.h,caio.libは、CONTEC社製のドライバです。

MATLAB上でmex -setupを実行し、Visual C++6.0を使えるようにしておいてください。

>> mex ad128pm2.cpp
と、実行すると、
ad128pm2.dllがカレントフォルダに作られます。

ソースコード
バイナリMATLAB6.x用 

ad128pm2.cpp
ad128pm2.dll
[]
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