MATLAB6になり、グラフィックや、FFTなどの処理が速くなったといわれているが、体感速度は、遅くなっていく一方である。
そこで、少しでも体感速度を速くする方法として、

1.ツールボックス読み込みキャッシュをONにする。
2.起動画面をコマンドラインのみにする。(MATLAB5以前と同じ画面にする)

の2つを紹介する。

1.ツールボックス読み込みキャッシュをONにする。

 ツールボックスのパスの先読みをするとその分だけ速く起動するようになる。 やり方は次の通り
  Step.1[ファイル][設定][一般]のツールボックスキャッシュを行うのチェックを      入れる。
  Step.2 >>rehash toolboxcache
  とタイプする。次回起動時からは、
  キャッシュが読み込まれ少し速く起動するようになる。

2.起動画面をコマンドラインのみにする。

 コマンドウィンドウのみ表示する従来のMATLABと同じ起動の仕方直す。
 MATLAB起動時に -nodesktop オプションを付ける。
 MATLABのショートカットを右クリックしてプロパティをオープンする。
 リンク先の欄に書かれているMATLABの後ろに-nodesktopオプションをつい
 かする。
 C:\matlabR12\bin\win32\matlab.exe -nodesktop

また、Javaを直接するオプションもある。Javaをオフするには、
 C:\matlabR12\bin\win32\matlab.exe -nojvm
とする。

 [MATLAB Digest June 2001 Vol.9 No.2より]
以上

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