6月6日~6月9日にアメリカのデトロイトで開催されたIGVC2014に参加しました。
今年度も去年に引き続き、Design Competition、Auto-Nav Challenge、去年までJAUS Challengeと呼ばれていた競技が、大幅に変更され難易度が上がった IOP Challengeとなった3部門に分かれての競技となり、結果、IOP Challenge で1位、Design Competition で5位、Auto-Nav Challengeで4位に入賞し総合3位という成績を残すことができました。
競技風景
~IGVCとは~
Intelligent Ground Vehicle Competitionの略称.
学生のための地上自律移動ロボットの国際大会であり、毎年世界各国から数多くの大学が参加します。今大会ではDesign Competition, IOP Challenge, Auto-Nav Challengeの3部門で構成されています。
1.Design Competition
Design Competitionは車両のコンセプト、新規性、デザインを論文形式でまとめ、大会前に事前に提出しその後大会中にプレゼンテーションを行い、車両のデザイン性を競う競技です.
予選があり参加チームをA,B,Cと分け各グループの上位2チームが決勝で再びプレゼンテーションを行うことができます.
結果、Bグループの上位2チームに入り決勝に進め、全体で5位入賞を果たしました。
プレゼンテーションをしている竹林君
Design Competition 5位
2. IOP Challenge
IOP Challengeは去年までJAUS Challengeと呼ばれていた競技が、大幅に変更され難易度が上がった競技です。
この競技は無線ルータを介して送られる指令に対して適切に応答できるかが重要です.指令の最後には決められたwaypointを走るWaypoint Navigationがあります.
指令をすべてクリアしたチームはWaypoint Navigationでの走行タイムで順位を決めます.
結果、指令に対してほぼ適切に応答することができて優勝しました。
IOP Challenge 1位
3.Auto-Nav Challenge
Auto-Nav Challengeは二本の白線の間と障害物の間を障害物を避けながらいくつかの決められたwaypointを走行していかに速くゴールすることができるかを競う競技です。
予選のBasic Courseと本選のAdvance Courseに分かれています。
結果、Basic Courseでは安定した走りを見せクリアしたものの、Advance Courseでは完走することができず走行距離で4位となりました.Advance Course走行中は熱によるセンサーの異常、走行による振動でケーブル抜けたりなどのトラブルも・・・
走行中
Auto-Nav Challenge 4位
< Grand Award >
Design Competition, IOP Challenge, Auto-Nav Challengeの3部門のポイントのトータルで総合3位という成績を残すことができました。
総合3位
集合写真1
集合写真2