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MATLAB7を使った実習で生じたでのエラーのトラブルシューティング例についていくつか解説します。もし、エラーが生じた場合には、参考にしてみてください。(2002年10月16日)

 

MATLAB7でのエラーのトラブルシューティング

 


すでにSP1が出ているので改善されているかも知れないが、

>> tu5

??? エラー: <File: X:tu5.m Line: 9 Column: 146

> 一致していないか、使用されない括弧か大括弧です。
一般には、括弧の数が多すぎた場合に生じる。上記の例では、シングルクォーテーションの使い方が間違えていたため括弧の数がしなかった場合などに生じる。


>>test

??? エラー: <File: X:view.m Line: 1 Column: 18

> 完全ではないか、あるいは形式の違う式かステートメントです。
view関数があるにも関わらず、Xドライブにview.mというファイル名のファイルがある場合のエラー。

対処法

Xドライブのview.mのファイル名を変更するか削除する。

>> test

警告: Function call test invokes inexact match I:TEST.m.
このエラーは、実行するファイルの名前が大文字であるのに対し、小文字で実行しているために生じた警告(Version7 から警告が出るようになったため注意。)

対処法

実行コマンドとファイル名の大文字、小文字を一致させる。例えば、ファイル名を小文字に変更すればよい。

??? Undefined command/function 'shanding'.

エラー ==> test at 8

shanding flat
単なるスペリングミスによるエラー

対処法

スペリングミスを直し、保存しなおし再実行すればよい。

shading flat