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Generic DLLとは、MATLAB6.5以降から可能になったMATLAB上からDLLを直接呼び出す手法です。

MATLAB活用ブックUpdate
MATLAB用AD/DAドライバを使うには、従来、

(1)Data Aquisition ToolboxとそれをサポートしているAD/DAカードを購入する。

(2)Visual C++や、Visual Basicなどを購入し、MEX関数による方法や、ActiveXによる方法などで自分で実装する。

などがあった。(1)については、Data Aquisition Manualを参照、(2)については、MATLAB活用ブックを参照するとよい。

MATLAB6.5以降になってから新しい機能として Generic DLL機能が追加された。
(3)この機能は、DLLファイル内部の関数を呼び出す機能で、この機能を使うと、MATLAB上でプログラムをコンパイルすることなくインタプリタ形式で対話的にドライバを開発することが可能となる。また、Cコンパイラが不要であり、MATLAB本体さえあれば、開発することが可能となる。

ここでは、その一例として、コンテック社のAIO-WDMを使ったAD/DAドライバの紹介を紹介する。サンプルプログラムをベースにしているため、コンテック社製品AD/DAカードがほぼすべて活用できるはずである。
詳細は、こちらへ

Genric DLLによるADドライバ開発例