MATLABで北陽電機社製のレーザレーダのデータを取り込むには?(2011.01.18→2013.07.24)

 MATLABは,Javaをサポートしているため,Javaの関数を使えば,一応,シリアル通信のデータの取り込みは可能ですが,取り込み速度が遅く,また,失敗した場合,MATLAB自体が不安定になるなど,あまり実用的ではありません。
 そのため,ここでは,法政大学小林一行研究室で使用している,rs232cj2ドライバを紹介します。その具体例として,北陽電機社製のレーザーレーダTOP-URGの取り込みスクリプト例を示します。このプログラムは,MATLAB用リアルタイム画像取り込み常駐プログラムであるvcapg2と同様に自律ロボットのコンペティション(IGVC,つくばチャレンジ)などでも実際に使用しているMATLAB用常駐プログラムです。ちなみにスクリプトを書き換えれば,シリアル通信を行う様々なセンサ,例えば,GPSや,ジャイロセンサ,気圧センサ,加速度センサなどにも対応可能です。
 使用するCPUの速さにもよりますが,北陽電機社製のレーザーレーダTOP-URGの場合,遅くとも10Hz程度,平均では,30Hzでデータ取り込みを行うことが可能です。
対応ソフト: MATLAB5.3 or later
対応OS   : WindowsXP or later  32bit OS,64bit OS (64bitOSの確認は,Win7のみ)ともに対応
対応機種 :  UTM-30LX,URG-04LX-UG01(多分,他機種でも若干の変更で対応できると思います.)

MATLABで,北陽電機社製のレーザーレーダのデータを取り込むには  rs232cj2.pdf

rs232cj2 and MATLAB Scripts for Hokuyo TOP-URG  rs232cj2.zip

 

   
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