IGVC2006に参加しました。

2006年のIGVC大会は、アメリカ合衆国ミシガン州ハリソンタウンシップの米軍の基地であるセルフリッジエアナショナルガードベース内で2006年6月10日から12日の3日間開催されました。参加大学は、カナダや日本からの大学チームを含む総勢39大学で行われました。法政大学システム制御工学科では、1996年から初参加し、今年で10年目(計9回目、1回は、SARS流行のため辞退)の参加になります。





今年は、オムニホイールを使った新車両をベースに、新たに新開発したOmnix2006を投入し参戦しました。
自律走行部門での今回、設定されたコースは、想定以上に難しいコースが設定されました。
各チーム最大9回の走行チャンスが与えられますが、今回、1周完走したチームは、バージニア工科大学の車両の1台しかも1回のみで、法政大学も含め他大学は、全て完走することができませんでした。
2位争いは、ほぼ混戦模様の中、法政大学のチームが走行距離において勝り、準優勝を獲得しました。
今年の成績は、
総合4位
*自律走行部門準優勝
*デザイン部門6位
*JAUS First Qualify賞
*JAUS 実装賞

の計4つの受賞を果たしました。

なお、JAUS(Joint Archtecuture for Unmanned System)とは、アメリカで推進している無人ロボットの遠隔操作、自律操作を行うためのオープンアーキテクチャー通信プロトコルのことです。今年のIGVC大会から正式に競技の1つに加わりました。今回の競技内容は、3つの動作のみの実装に限定しリファレンスドキュメントどおり実装できたかを競う競技でした。自律ロボット実験室のチームは、このIGVC大会において39大学中、米国の他大学を差し置いて、一番最初にこのテストをパスしJAUS First Qualify賞を受賞しました。



表彰式


自律走行部門2位


デザイン部門6位



JAUS First Complete賞


JAUS Requirements賞




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