RAMディスク運用は、SDカードベースのLinuxの長期安定稼働に必要不可欠である。例えば、Raspberry Piや、Beagle Board xm,Panda Board などであれば、Debian Linuxのカーネルにaufsを組込み、再構築し、fsprotectをインストールすれば可能であるが、BeagleBone Black では、カーネルにaufsを組み込み再構築しfsprotectをインストールしたとしてもうまく動作しない(?)。
そこで、ここでは、unionfs-fuseを使ってfsprotectと同様のRAMディスク運用する方法を紹介する。unionfs-fuseをインストールする方法は、Raspberry pi用であるならばいくつかのサイトで紹介されているが、それをBeagleBone Blackで動作するように修正したものである。 安定性や、実行速度については、fsprotectの方が良いようであるがunionfs-fuseでは、カーネルを再構築する必要がない点が利点となる。