「ソフトとハードの融合による新たな有用なシステムの開発」

---アイデアを短時間に実装・検証し,新たな知見を発見する.---

をテーマにさまざまな研究を行っています。
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MATLABは,そのための言語として,最適な言語であると考えています.MATLABは,行列をベースとした数値計算ソフトですが,数値計算はもちろんのこと、データビジュアライゼーション言語、プログラミング言語としても十分な機能を持っています.研究室で独自に, PCMCIA、A/Dカード用のMATLABインターフェース の開発,Generic DLLを利用したA/D,D/Aコンバータインターフェース USBインターフェース ネットワークカメラ用のインターフェース,ジャイロセンサ用インターフェースなどをはじめ、さまざまなMATLAB用インターフェースの開発を行ってきました.有名なものには、実際にリアルタイム画像処理用に開発した vcapg2 (source code can be available from here. 2007/08/01)があります。これは、ビデオキャプチャ用インターフェースであり、MATLAB Centralでも一般に無償で公開されています。世界中で使われているソフトのひとつです。

実際,これら成果は,移動ロボットのアイデアの検証および実装に使われています.このvcapg2を使った画像処理を実装した自律走行車両は、国際自律走行大会(IGVC)に出場、毎年、良い成績を収めています.
最近では、MATLAB/Simulinkをさらに拡張するため、組み込み系にも力をいれており、PSoC,H8,SH3,Xbeeなどマイコンをベースにしたシステム開発、また、インターネットからのデータ取得などスクリプト系言語(Python)などを活用した研究も積極的に行っております.

2足歩行ロボット

   
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