6月4日から6月7日にかけてアメリカで開催されたIGVC2010に出場しました!
今年度の成績は、米国,カナダ,インド,日本からの合計58チームが参加する中で、
主な競技であるDesign Competition, Autonomous Challenge, Navigation Challenge, JAUS Challenge の4つの競技部門全てで入賞を果たし,
それらの総合ポイントで,準優勝を果たしました!


(左)賞状とトロフィーを抱えて記念撮影! (右)総合準優勝賞状

アメリカへは車両は解体し、スーツケースに荷物を詰めて持ち運びを行いました。
6月3日にアメリカ入りし、その日のうちに車両の組み立てを行いました。


(左)ホテルにて車両組み立て中…  (右)翌日の朝早くに現地入りし、準備中…

また、車両審査を1番にクリアした事で、First qualify賞を受賞しました!


(左)今年度作製した車両Orange2010 (右)First qualify賞

Design Competitionでは、事前に提出した15枚の車両についてのレポートと、プレゼンテーションにより審査されます。
アメリカで開催されている国際大会なので、レポートもプレゼンテーションも英語で行われます。


(左)英語でのプレゼンテーション (右)製作した車両についての説明の様子

結果は、第5位でした!ネイティブ・スピーカーに囲まれた中で大健闘です!


(左)Design Competitionに取り組んだ2人 (右)Design Competition 5位入賞

Navigation Challengeでは、緯度経度で指定された通過点(Waypoint)を自律走行し、そのタイムを競い合います。
近年ではコースも複雑になってきており、安定走行かつ短時間での完走が求められます。


(左)(右)Navigation Challenge走行の様子

結果は、第2位でした!タイムは4分36秒で、走行した時点では2位に1分半近く差をつけて1位だったのですが、
終了間際に抜かれてしまいました。コースを完走することが出来たのは2チームでした。


(左)Navigation Challenge 表彰式 (右)Navigation Challenge 準優勝

Autonomous Challengeでは、白線間を障害物を避けながら自律走行し、そのタイムを競い合います。
年々コースが複雑化してきており、タイムよりも完走できるかどうかが求められています。


(左)(右)Autonomous Challenge走行の様子

結果は、第4位でした!コースの8分の3を過ぎたあたりでコースアウトしてしまったのが最高記録でした。
完走直前まで走行したチームはありましたが、やはり今年も完走できたチームはいませんでした。


(左)Autonomous Challenge 表彰式 (右)Autonomous Challenge 4位入賞

JAUSとは、アメリカの無人システムに関する通信規格で、JAUS Challengeでは、JAUSをリファレンスドキュメント通り実装できるかが競われます。
また、今年度からJAUSを全て実装できた場合、JAUSメッセージで送られてきたコースを走行し、そのタイムを競うようになりました。

結果は2位でした!JAUSを全て実装することができ、タイムは46秒でこれも走行した時点では1位だったのですが、
終了間際に1秒差で抜かれてしまいました。JAUSを全て実装できたチームは合計で3チームでした。


(左)JAUS Challenge 表彰式 (右)JAUS Challenge 準優勝

来年度こそは優勝出来るよう、日々研究を続けていこうと思います!

   
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