2017年6月2日~6月5日にアメリカのミシガン州オークランド大学で開催されたIGVC2017に参加しました.
メンバー: 河野 辰哉(M1),中村 亮太(B4), 清水 智裕(B4), 四木 宏香(B4), 高橋 俊裕(B4)
今年は二年ぶりの出場となり,前回に引き続きDesign Competition, IOP Challenge, Auto-Nav Challengeの3部門の競技に参加しました.結果はAuto-Nav Challenge部門で準優勝,IOP Challenge部門で第三位,最初に出場審査を通過したチームに与えられるFirst Qualify賞を獲得し,それぞれの部門の合計得点で決まるGrand Awardで総合準優勝を果たしました.
< Grand Award >
今年は,トータルポイントで総合準優勝という結果になりました.
表彰式の様子
総合準優勝 賞状
Orange2017
競技の様子
~IGVCとは~
Intelligentompetitionの略称.
学生のための地上自律移動ロボットの国際大会であり,毎年世界各国から数多くの大学が参加します.今大会ではDesign Competition, IOP Challenge, Auto-Nav Challengeと,去年から新たに導入された,Spec2の4部門で構成されています.Spec2は,小型電気自動車で自律走行をさせる部門で,今回は3台のチームのエントリー(輸送の問題があり,この部門のエントリーはしませんでした)でした.
1.Auto-Nav Challenge
Auto-Nav Challengeは二本の白線の間を障害物を避けながらいくつかの決められたwaypointを走行していかに速くゴールすることができるかを競う競技です.今年度はAdvance Courseがなくなり,Basic Courseのみとなりました.その代わり,Basic Courseではwaypointの数が増えたり,障害物の配置の難易度が上がっており完走できたチームは2チームのみでした.ハードの設計を改良したことで,前回大会で問題となった車体の転倒は改善されましたが,依然としてタイヤのスリップは起きてしまったので,来年の課題としたいと思います.結果は、コースを完走したものの1位のチームに走行タイムで敗れ,準優勝となりました.
Basic Course
Auto-Nav Challenge 準優勝
IGVC Auto-Nav Challenge会場
競技の様子
2. IOP Challenge
IOP Challengeは無人システムの通信規格であるJAUSを用いた競技です.
この競技には,無線を介して送られる指令に対して適切に応答(通信)できるかを確かめるタスクと,決められたwaypointに指定速度で走るなどがありました.
今回は,3位入賞を果たすことができました.
IOP Challengeの様子
IOP Challenge 第3位
3.Design Competition
Design Competitionは車両のコンセプト、新規性、デザインを15枚のレポートでまとめ大会の事前に提出しその後大会中にプレゼンテーションを行い、車両のデザイン性を競う競技です.
予選があり参加チームをA,B,Cと分け各グループの上位2チームが決勝で再びプレゼンテーションを行うことができます.
結果,惜しくもグループ3位で決勝に進出することができませんでした.
Design Competition発表中
次回のIGVCでは今年の経験を活かして総合優勝を獲得したいです!!